★ヤバイ本買っちゃいました（笑）

　
　
　こんにちは！カモさんです。
　このアメリカから来た郵便物の伝票…。
　
　じつはネットでヤバイ本を２冊買っちゃいましたー(^_^;)
　どんな本を買ったかといいますと…。
　
■まず１冊目です♪
　
　ハイ、こんな本でーす（笑）
　
　

　
　　　DESIGNING DISNEY
　　　　 -Imagineering and the Art of the Show-
　
　　　John Hench with Peggy Van Pelt
　
　
　
　ディズニーの映画作品やテーマパークを語るとき、必ず名前が挙がる巨匠ジョン・ヘンチ氏（故人）が書かれた本です。
　
　ウォルト時代のディズニー長編アニメやディズニーのテーマパークのクオリティの高さは、この人が支えたといっても決して過言ではないそうです。
　
　ウォルトが次々と出すアイディアを具体的なカタチにして、ゲストが「心地よい」と感じるデザインや色に仕上げていく、いわば重要な【感性】の部分を担当した方なんです。
　
　
　もちろんヘンチ氏は、ウォルト亡き後、ＷＤＷや東京ディズニーランドを創るときにも監修をされています。
　
　ですので、いま私たちが見ているＴＤＬの心地よい景色は、全てこのヘンチ氏の感性によって仕上げられたものといえるのでしょうね。
　
　
　ミッキーマウスの公式肖像画家でもあったヘンチ氏は、ディズニー社内では「神様」みたいな方！
　今回は、そのヘンチ氏の書いた本を買っちゃったってワケですよー！
　
　まだじっくりとは読んでいないのですが、一緒にチラ見してみませんかー（笑）
　
　
　ちょっとページをめくってみましょう♪
　
　
　
　おぉ、これは「色」についての章ですねー！
　
　ヘンチ氏といえば「色」へのコダワリもハンパではなかったといいます。
　なので、このような章もあるのでしょうねー！
　
　
　■エプコット「アメリカン・アドベンチャー」
　
　
　
　フロリダＷＤＷのエプコットにある「アメリカン・アドベンチャー」の色指定スケッチのようです。
　
　
　こういう感じで、施設の色指定とか、デザイン上の心がけておくべき点などが書かれている…
　…ようです。だって、英語だからちゃんと読めないんだもん（笑）。
　
　ちょっと時間をかけてもじっくり読んでみたいと思いまーす！
　
　
　
　
■さて、２冊目です♪
　
　
　
　　Designing Disney's Theme Parks
　　　　 -The Architecture of Reassurance-
　
　　　Edited by Karal Ann Marling
　
　こちらは、ディズニーのテーマパークがどんな風につくられているのか、という
　いわばパーク設計の概要を解説した本です。
　
　表紙にもありますが、いきなりこんなシンデレラ城の作業用スケッチなんかがあって、
　もうワクワクしちゃいます♪
　
　
　
　
　
　■トゥーンタウンにある「ミッキーの家」
　
　
　
　これはトゥーンタウンのミッキーの家ですね。
　部屋の配置を分かり易く示す俯瞰図のようです。
　
　こういうイラストがたくさんあって、見ているだけでも楽しい♪楽しい♪
　
　
　
　■ケイシーJr・サーカス・トレイン・ライドの初期スケッチ
　
　
　
　これはカリフォルニアのＤＬファンタジーランドにある
　ケイシーJr・サーカス・トレインの初期スケッチです。
　
　中央には、噴煙をあげている火山がありますねー。
　
　後に、ＴＤＳのプロメテウス火山につながるイメージの断片が、
　こういう時代からしっかりとあったのでしょうねー。
　
　
　
　■そして、なんと！こんなお宝スケッチもありました！
　
　
　
　絵の左下に「オリエンタル・ディズニーランド」って書いてあります。
　
　これは「東京ディズニーランド」という名称が正式に決まる前に、
　プロジェクトのスタッフが呼んでいたＴＤＬの仮称ですね。
　（ちなみに「ディズニー」を抜いて読むと、おなじみの会社名に…笑）
　
　で、上のスケッチですが、
　これはワールドバザールの初期イメージなんだそうです！
　
　
　当初、ディズニー側が提案してきたのは…。
　
　当時流行の先端だった「銀座」のように、お店が複数階に並んだネオンが輝く
　ショッピング通り、だったようです(驚)！

　いま、日本のあちこちにある大規模ショッピングセンターみたいなデザインだったのですね。
　（それはそれで、すごい先見の明ですね！）　
　
　そして。
　お城側に抜ける部分の曲線は、日本の伝統的な寺の屋根をモチーフにしたそうです。
　パッと見には日本のシンボル「富士山」のシルエットにも見えますねー（笑）
　
　
　しかし、これを見た日本側（OLC）は、難色を示して こう主張したんだそうです。
　
　
　『 ワールドバザールは、あくまでアメリカのディズニーパークと同じように
　　 1900年代初頭のビクトリア様式にして欲しい 』 …と。
　
　
　
　
　ということで、ダメだしされちゃったんで急遽、下のデザインに変更～！
　
　1890年代の世界博覧会でみられたような　鉄骨とガラスで覆われた屋根の
　デザインになったんだそうです。
　
　
　今、私たちがワールドバザールで見ている風景にはそんなエピソードがあったんですねー。
　
　
　
　
　--------------------------
　ふぅ～。しかし、これらの本てば、刺激が強すぎてヤバいです(^_^;)。
　
　まぁ、英語が読めるのか(汗;) という問題は大いにありますが、
　イラストを見ているだけでも ワクワクしちゃいますし、なんと言っても楽しい♪
　
　
　まだじっくりは読んでいませんが、しばらくはパークに行けなくても
　禁断症状がでなくて済みそうです(笑)。
　
　
　
　
　ただですね…。
　
　
　
　
　この本、ちょっと困った点がひとつありまして……。
　
　
　
　
　
　
　
　こんなに海外パークのイラストやお話しを見ていると…。
　
　
　
　
　
　
　
　海外パークに行きたくなっちゃうじゃないですかー！（大いに困笑）
　
　
　
　
　
　どうしてもガマンできなくなったら、海外パークのガイドブックでも買ってきて
　気を紛らわせようかな～。
　
　
　あ、でも、それって もっとヤバイですね、きっと(^_^;)。。。
　
　
　
　
　
　
■オマケ■　ハイ、今日のオマケでーす♪
　
　ヤバイ本を見て心がザワザワしちゃったので、しっとりとした夕暮れの風景を何枚か見て
　心を落ち着けてから 今日は終わりにしましょう♪
　
　
　【夕闇のマークトゥエイン号】
　
　
　
　【夕闇に浮かぶクリスタルパレス・レストラン】
　
　
　
　【夕闇のアドベンチャーランド（タブの大樹）】
　
　
　
　
　ふぅー、夕暮れ写真３つで なんとか落ち着きましたぁ（笑)。
　では、今日はこの辺で～(^o^)/
　

　（この本たち、マニアな方にはとってもオススメですよー♪）
　

コメント 22

これは楽しそうな本ですね。
英語が読めないので、翻訳には苦労しそうですが、絵を見ているだけでも楽しいですよね(^_^)
シンデレラ城の強制遠近法なんかも説明されているようですね。(^_^)
何にしても設定集って大好きです。(^_^)
by ジョルノ (2007-02-19 12:50) 

カモさ～ん、こんな本買ったらまずいですよ～
ますます禁断症状が・・・（笑）

ワールドバザールにはそんなエピソードがあったんですね。
ここは屋根があって、日本だけが他と違うんですよね。
これは日本の多雨を考慮したそうですが、それなら、香港にも屋根を付けて欲しかったです。
夏場の香港の雨は半端じゃないですよ。何度難儀したか・・・（；；）
でも地元の人は平気みたいだけど（＾＾；；

ところで、最後の写真、まるでアニマルキングダムの「生命の樹」みたいですね。

さぁ、これを読んだら、お姫様を連れて海外パークへ旅立とう！
（まだちょっと無理かな・・・）
みんなで行けたら楽しいでしょうね～（＾＾）
by mirai (2007-02-19 20:43) 

一冊目のほう、確か香港ディズニーランドのスイートルームのマガジンラックにあったような気が・・・。ゆっくり見る間もなく終わってしまったのですが。
もっとゆっくり見てきたらよかったです。
by かえちゃん (2007-02-19 20:56) 

ワールドバザールは１９００年代風の方がやっぱり良いですね。
by (2007-02-19 21:05) 

これは凄いですね～よくこの本見つけましたね。
カモさん、いつも凄いですね～関心しちゃいます。
英語が読めなくても雰囲気でワクワクしてくる本ですね。
by シマリス (2007-02-19 21:58) 

ワールドバザールの初期イメージ画など
お宝満載ですね～
パークに行けなくても　こんなに奥深い楽しみを見つけてしまうとは
さすが探究心旺盛なカモさん
そのマニアックな心は海外パークまで飛んでいく・・・あれ～～～
by fumipopo (2007-02-19 22:06) 

■ジョルノ飛曹長さん♪
　こんにちは！英語はとりあえずおいといても充分に楽しめる本ですねー。
　「強制遠近法」ってなんか難しい専門用語でしょうか。
　そういえばワールドバザールの通路には、遠近法を巧みに取り入れられて
　いるって聞いたことがあります。
　
■miraiさん♪
　こんにちは！とりあえず禁断症状を抑えるために買ってみたのですが、
　逆効果だったかもしれませーん(^_^;)
　ＨＫＤＬに屋根がいるっていうのは、その通りかもしれませんね。
　で、クーラー効かせておくと天国♪天国♪
　タブの木は、こうやって広角で撮るとほんと生命の樹みたいに
　立派ですねー^^
　
■かえちゃんさん♪
　こんにちは！ＨＫＤＬで見かけたのですねー。
　結構興味深いイラストも多いので、機会があったら
　ぜひご覧になってみてください。もしかしてワールドバザールで
　売っていたり…だったらいいのになぁ。。。
　
■こけもも：さん♪
　こんにちは！富士山風のワールドバザールもおもしろいですが
　ネオンぴかぴかはちょっと遠慮ですね(^_^;)
　たしかに1900年代初頭の雰囲気のが似合う気がしますねー。
　
■シマリスさん♪
　こんにちは！楽しい本見つけちゃいましたー(*^o^*)
　英語読むと寝ちゃうので(^_^;)、イラストをパラパラと
　めくって楽しんでおります（笑）
　
■fumipopoさん♪
　こんにちは！ワールドバザールの初期イメージなんて
　初めて見ました♪楽しい本を見つけることが出来て
　良かったですー♪
　えー、海外にですかー！あれ～～～(￣◇￣;)/
by カモさん (2007-02-20 01:01) 

リゾートで一番好きなのは、キャラでもショーでもアトラクでもなく
建築物～
のボクには毒です(>_<)
アナハイムもオーランドもご無沙汰です～
by tomickey (2007-02-20 01:09) 

■tomickeyさん♪
　こんにちは！tomickeyさんは、建築物に惹かれているのですねー♪
　そういった眼でみるとパークの建築物はいろいろ楽しめるんでしょうね。
　そういう方には２冊目の本はたまらないかもしれません。
　どうでしょう、tomickeyさんも１冊！ぜひ！(^o^)/
by カモさん (2007-02-20 06:28) 

おぉ～！！
かなりヤバイ本ですね～。
TDRの原型とかすごく気になります。
もっといろいろと楽しめそうですね。
ただ私は英語は無理なので、読めるかどうか・・・・。
by (2007-02-20 22:13) 

■mickey0809さん♪
　こんにちは！でしょ～、ヤバイくらい楽しいんですよー(笑)。
　なんたってワールドバザールの初期イメージが見られるなんて
　ビックリです！
　私も英語見ていると寝ちゃうので(^_^;)、とりあえずイラスト集の
　つもりで見ています（笑）。

　
by カモさん (2007-02-20 23:42) 

素敵な本ですね〜〜〜！！絵好き、本好きには
たまらないですね！！英語は読めなくても
眺めているだけでワクワクして時間なんか
あっという間にすぎちゃいそうですね！
素敵な本の紹介ありがとうございました！
by HIRO9030 (2007-02-21 16:42) 

あーあ、ヤバいもの見ちゃった（笑）
え？買う？・・・('-'*)フフ
by Brownie (2007-02-21 20:05) 

こういう本…大好きです！
英語わからなくても大丈夫そうじゃないですか～楽しそう♪
ワールドバザールが富士山にならなくてホッとしました(^^)
こんな本見つけてしまったカモさんにナイス！です。
by (2007-02-21 22:08) 

■HIRO9030さん♪
　こんにちは！こういうイラストが好きな方にはたまらないと思いますよ～。米・日・欧のディズニーパークのイラストが出てくるので、いろんな比較にもなっておもしろいですー。オススメですよー♪
　
■Brownieさん♪
　こんにちは！ちょっと時間が空いたときとか、パラパラとめくっているだけでも楽しいんですよー♪
　見応えありますよー。Brownieさんもぜひ、ご一冊どうでしょうか～^^？
　
■koyaさん♪
　こんにちは！英語が読めるともっと理解が深まるのでしょうが、とりあえずはイラスト集みたいな感じで楽しんでいます（笑）。ワールドバザールはやっぱりビクトリア調の方がしっくりくる感じですねー^^　ＯＬＣの主張が通ってよかったですねー。今回はＯＬＣにnice!（笑）
by カモさん (2007-02-21 23:26) 

こんにちは。
ヤバイ本買っちゃいましたね～（笑）お宝スケッチと実際を比べてみるのも楽しそうですね。舞浜禁断症状に加えて、海外パーク行きたい病・・・お大事にしてください（笑）
by ランバルディ (2007-02-22 11:32) 

カモさん～この本マジでやばいですよ～！
じっくり読みながら罠にハマっていくカモさんの姿を
想像しちゃったりします・・笑
TDLのワールドバザールの初期構想には驚きですね！
てっきり屋根なしのメインストリートUSAから始まり、
雨が多いから屋根つけよう的な発想とばかり思ってました・・・汗
またこの本の紹介記事書いてくださいね～！
by Magic-legacy (2007-02-22 23:56) 

■ランバルディさん♪
　こんにちは！この本、ヤバヤバです（笑）。そうですね、このままいくと「海外パークいきたい病」が本格化しそうですね。気をつけまーす（笑）。
　
■Magic-legacyさん♪
　こんにちは！そうですね(^_^;)、確かにワナにハマっていっているのかもしれませんね（汗）。ワールドバザールの初期構想にはビックリですね！あんな事情があったなんて初めて知りました！とにかく楽しい本です♪
　
　
by カモさん (2007-02-23 23:46) 

強制遠近法とはディズニーが実用化した方法みたいですよ。
1階は実際の70％くらいの大きさにして、2階はさらに小さくといった具合に下から見た時遠近法で建物を大きく見せる方法なんですって。それが顕著に現れているのがシンデレラ城で、高さの割にものすごく高い建物に見えるんだそうです。
後、ランド内からは、外の景色が見えないようにコロシアムのような高い壁で覆う構造にしてあるんだそうで、ゲストの夢を壊さない配慮がすごいです。多分この本にこのことが書いてあると思いますよ。(^_^)
by ジョルノ (2007-02-24 01:09) 

■ジョルノ飛曹長さん♪
　こんにちは！「強制遠近法」について教えて頂いて有り難うございます。
　視覚的な錯覚を利用した遠近感の強調方法なのですね！そういえばパークの建物は２階、３階と上がるにつれ、それぞれ５／８ずつ高さを抑えていくと聞いたことがあります！
　あと、未確認ですが、ワールドバザールは、エントランス側よりもお城側の方が少し通路幅がせばめられているとか、シンデレラ城の尖塔のカタチや色にも実物よりも高く見せる工夫がされているとか…。
　また、いろいろ知りたいことが出てきちゃいました（笑）。教えて頂いて有り難うございました～♪
by カモさん (2007-02-24 07:22) 

はじめまして！こんにちは！！(^_^)

ガーデニングにはまり、バラの種類を調べていたところ＜ディズニーランドローズ＞という品種があることを知り見ていたら、たどり着きました。
もともとディズニーが大好きな私はカモさんのブログを見て素敵な画像、にうっとりしました(>_<)
そして、この本を見て、こんな本があるのか～！！とドキドキ、わくわくしながら見させていただきました。鳥肌がたち嬉しすぎたためコメントを残させていただきますm(__)m
ディズニーファンにはたまらない本ですね～(>_<)最高です！！！！
by カトなつ (2007-04-19 13:14) 

■カトなつさん♪
　はじめまして！コメント有り難うございます♪
　ディズニーランドローズ、昨年秋は発売後即完売状態でしたが、いまならまだ注文可能のようですね。私も注文しようかどうか、この２～３日悩んでるんです。バラは手間がとてもかかりそうですし、それならパークに行けばベストの状態で鑑賞できそうだし…と手抜き案を考えたりしてます(^_^;)。
　この本は、かなりうれしい誤算でした。あんなお宝イラストなどもあってページをめくるたびにワクワクなんです♪
　また、よろしければお寄りくださいねー(^o^)/
by カモさん (2007-04-20 02:22)