★建物視点でパークを歩こう♪その1 古代ローマのはしら編 [ ★パークで建築視点♪]
こんにちは!ふとしたきっかけでパークの建築を知りたくなってしまった カモさんです。
今日は、「建物視点」でパークを巡ってみましょう♪
第1回目の今回は、現在の建築物にも大きな影響を与えている
古代ギリシャ・古代ローマの「柱」のお話しです♪
最後にはディズニーらしいユーモアのある柱も出てきますよ~(笑)。
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じつは、パークの建築を知ろうと思ったきっかけは
メディテレーニアンハーバーにある1対の「柱」だったんです。。。
ある西洋建築の本を読み始めたら、今から約2000年前の古代ローマ時代に
とてもよく使われた「コリント式」という柱のことが書かれていました。
(左のイラストはwikipedia[オーダー]より部分引用)
コリント式の柱ってのは、ようは柱のてっぺんに上のイラストのような
うずまきと、そして、ある植物の葉っぱの飾りが付いているんです。
で、その葉っぱは 地中海周辺に良く見られる「アカンサス」という植物の
葉っぱなんですって。(写真右の植物)
でも、まぁ、ここまでなら
「ふーん、そうなんだ。
もしかしたら、パークにもそんな飾りがあるのかなぁ」 って
その程度の感じだったんです。
…で、本でそのことを知ってすぐ後にシーに行く機会があったのですね。
(例の 赤ちゃんがシーに初インしたときです♪)
ベビーカーを押しながらメディテレーニアンハーバーの
古代遺跡の場所を通り、ふと柱を見上げたら…ビックリ。
ちゃんと本のとおりの「コリント式」の柱頭飾りがあったのです!
そして、柱のまわりにはコリント式のモデルになった「アカンサス」まで
植えられていたのです!
なんという子憎たらしい演出でしょう(笑)。
普通、そんなところまで気付きませんよね!
でも、そこはさすが ディズニーのテーマパーク!
ちゃんとこだわって、そして さりげなーく植えてあったんです!
このユーモアのある遊び心に気付いたとき、カモさんは
「パークの建築って、もしかしたらすごいのかも♪」 という魔法に
かかってしまったのです(笑)。
それがこのシリーズを書いてみようと思ったきっかけなのです♪
ということで建物に興味のある方、準備は良いですか~?
OK!
じゃぁ、「建物視点でパークを歩こうツアー」に行ってみましょう♪
出っ発~♪
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…とはいえ、何の予備知識もなく パークに繰り出しても切ないので
ちょっとだけ予習をしてから行きましょう(笑)
■古代ギリシャ【柱の芸術】パルテノン神殿
(ギリシャ政府観光局HPより引用)
このパルテノン神殿は、教科書やテレビで見たことがある方も多いと思います。
古代ギリシャでは、このようにひたすら柱を並べて、その上に水平の梁(はり)を
のせた建物に美しさを見いだしたようです。
これらの石組みは、精密に切り出した岩を積んだだけで 接着はされていません。
なので、ちょっと構造的に弱かったようです。
■古代ローマ【アーチの芸術】コロッセオ
(フリー素材を使用)
古代ローマ人は、ギリシャの円柱に究極の美を感じていました。
でも、建物の強度的には今ひとつ…。
なので、古代ローマ人たちは独自の工夫をこらしました。
コンクリートを発明し、当時知られていた「アーチ構造」とあわせて、
とっても強度のある建築技術を編み出したのです。
例えば、上の写真にある有名なコロッセオもそのひとつです。
アーチ構造+コンクリートにより、なんと4階建てにもなっています!
とはいえ、やっぱりギリシャの円柱の魅力は捨てがたいものがあったようで、
よくみるとアーチとアーチの間に 1本ずつ飾りとして円柱が建てられています(笑)
よっぽど愛着があったのでしょうね~♪
じゃ、ここで東京ディズニーシーにある古代ローマ人たちの力作を見てみましょう♪
■古代ローマの水道橋
これはおそらく、古代のローマ水道橋ですね。
ここにもアーチ+コンクリートがふんだんに使われていますね!
ローマの都市機能を高めるために、このような水道橋をつくり、
周辺のあちこちから水を確保したといいます。
コンクリートが使えることで、小さいブロック石を材料として使うことが
できるようになったのです。
これは建築にはとても有利だったことでしょう♪
今はプロメテウス火山の噴火で荒廃してしまったようですが、
この水道橋は 当時の繁栄を示す名残なのでしょう。。。
■ドームの発明
もう一つ。
古代ローマ人たちはアーチ構造を応用してカッコイイ屋根を考え出したのです。
それが「ドーム構造」です。
ちょうどミッキランジェロ・ギフトにドームの断面模型がありました♪
ミニーちゃんが描かれているドームの断面を見て下さい。
きれいなアーチ型をしていますよね♪
そう、ドームは アーチをくるんっと1回転させた構造なのです♪
卵の殻と同じく、とても強度のある構造なのです。
ちなみに今から1900年ほど前の2世紀(すごい昔!)に
ローマにつくられた「パンテオン」というコンクリート製のドームは、
直径がなんと43mもあるんですって。
人類が、このパンテオンよりも大きなドームを造り出せたのは、
それよりも1300年以上も後の 15世紀イタリア・ルネサンス期なのだそうです。
いかに古代ローマ人たちの建築技術が優れていたか、驚かされますね~。
やるなぁ、古代ローマ人!
ハイ。ここで予備知識はおしまいでーす。
じゃ、実際にパークを見てみることにしましょう♪
今日は、冒頭でお話ししたような柱頭飾りに注目です。
さて。。。
みなさんは、パークの中で、コリント式みたいな柱頭飾りを 意識して見たことありますか~?
パークには、柱頭飾りの付いた柱って そんなにあるもんなんでしょうか?
果たして見つかるのか ちょっと心配ですが、まぁ、とりあえず行ってみましょうか!
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■ワールドバザール入り口
ハイ、ここはおなじみ。
東京ディズニーランドのワールドバザール入り口なんですが…。
いきなりコリント式柱頭がありました!(笑)
ワールドバザールは19世紀から20世紀初頭にかけてのヴィクトリア様式で
つくられているのですが、古代ギリシャ・ローマ時代からつづく柱頭の伝統が
受け継がれているのですねー。
うーん、今まで全然意識してませんでしたが、こんなとこに飾りがあったんだぁ。。。
■旧カメラセンター付近(コンフェクショナリーのレジ棟)
ワールドバザールの入り口をくぐって10歩も進まないうちに
次の柱頭飾りがありました(^_^;;;)
ここは旧カメラセンターとかムービー・プレミア・ショーケースのあったあたりですね。
アーチ構造とコリント式柱頭がありました。
これも今までちゃんとあったのかなぁ。。。(^_^;)
全然気付かなかったです。
■グランドエンポーリアムのディスプレイ
ハイ、こちらはすぐお向かいのお店、グランドエンポーリアムの
ウィンドウディスプレイです。
チップが必死に支えている柱も…コリント式でした(^_^;)
うーん。。。これも今までまったく…(以下、略…笑)
こんな感じでワールドバザールのお店たちには、もっとたくさん、
それこそ ありとあらゆる場所に 柱頭飾りがついているんです(^_^;)
これはぜひみなさんも、実際にその目で見てください!
その数の多さに もぅビックリされると思いますよー♪
■街灯にも…
で、ワールドバザールを抜けると、
ふと見上げた街灯にまで コリント式の柱頭がありました(^_^;)
すいません。もう完全に脱帽です…(脱力笑)
■トゥーンタウンにも♪
こちらはトゥーンタウンの建物2つです。
左がシティホール(市役所)、右がブタさん銀行です(笑)。
この2つの建物にも円柱がありますね~。
ちょっとトゥーンタウン風に ゆがんでいますが(笑)…、
どうやらコリント式ではないですね。。。
じつは、古代ローマ時代に好まれた柱頭様式は、最初にお話ししたコリント式の他に
あと2種類あるんだそうです。
それが、このシティホールの「ドリス式」と、ブタさん銀行の「イオニア式」なんです。
で、この合計3種類は現代の建物にもよく使われるんだとか…。
3つだけですので、できれば 今この場で覚えちゃって下さい。
この先も何度か出てきちゃいますよ~^^;
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(wikipedia[オーダー]より部分引用)
一番左のシンプルなのが ドリス式
真ん中のうずまきグルグルが イオニア式
一番右が もうおなじみの コリント式
【ドリス式の特徴】
シンプルで力強さのイメージがあり、古代ギリシャ人はこのドリス式を好んで用いました。
上のパルテノン神殿や、日本の国会議事堂もこの様式です。
これとよく似たカタチで、もう少しシンプルなデザインの柱を「トスカーナ式」と呼ぶことも
ありますが、プロでもこの2つを区別するのは難しいようなので、ここはもぅ メジャーな
「ドリス式」で覚えちゃいましょう。
どうやら ドリスとトスカーナの区別は「不思議の国のアリス」に出てくるキャラ
「ディー」と「ダム」を見分けるくらいの難易度がありそうです…笑。
【イオニア式の特徴】
大きなうずまきが特徴で、ドリス式より少し装飾性が感じられます。
もともとはユリのようなラッパ型の花の断面からデザインされたようです。
ホワイトハウスとか大英博物館などがこの様式ですし、街中を歩いていても
結構見受けられます(っていうか最近気付きました^^;;)。
【コリント式の特徴】
イオニア式のうずまきをコンパクトにして、その下にアカンサスの葉をデザインした
オシャレで軽快な感じの様式です。
これもパークの ありとあらゆる場所に…あったのですね~(^_^;)
コリント式のうち、うずまきが大きめのもの…ちょうど、イオニア式にアカンサスの葉っぱ飾りを
つけたような形のを「コンポジット式(=複合式)」と呼ぶこともあります。
でも、これも人によって区別の仕方がまちまちなんです。
どうやらヒューイ・デューイ・ルーイをパッと見で区別するくらいの難易度がありそうです(^_^;)。
なので、コチラもひっくるめて「コリント式」で覚えちゃいましょう♪
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どうでしょう~。
3種類の様式、ドリス式・イオニア式・コリント式 を覚えて頂けましたか~^^?
じゃ、ちょっとテストです。
ワールドバザールにあるワッフルのお店の柱頭は 何様式でしょうか~?
大きなうずまきグルグルがヒントですよー♪
・
・
・
・
・
ハイ、正解!イオニア式でーす♪
ワッフルのお店だけに、見た目がチョコレートのコーティング風ですね~(笑)
これ覚えると、日常生活でもいろんな場所で目につくようになりますよ~。
…で、「あ、イオニア式だ!あっちのはコリント式!」とか
思わずつぶやいちゃうこと間違いなし!(笑)
では、早速覚えたところで
次は東京ディズニーシーの柱を見てみましょうか!
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■ホテルミラコスタ下の通路(ハーバー側)
いきなりコリント式がありました♪
でも、ちょっとうずまきが大きめなので、これがコンポジット式というものかもしれません。
ま、細かいことは気にしない、気にしない(笑)。
■ミッキランジェロギフト
ミラコ内のショップでは、装飾されたイオニア式の柱がありました。
こうやって装飾されると存在感がありますねー♪
■アメリカンウォーターフロントの風景
アメリカンウォーターフロントでも、このように円柱を見ることができます。
これは…はい、もうOKですね♪
そう、コリント式で正解でーす♪
コリン♪コリン♪…ん?そのフレーズは違いますってば(^_^;)
■マクダックスおじいちゃんのデパート
マクダックスのお店では、さすが柱も金ピカの装飾ですねー(笑)
トゥーンタウンでもそうでしたが、銀行とかこのデパートとか、資産がたくさんありそうな建物には
イオニア式が多いような気もします。
■ウォーターフロントパーク
こちらはウォーターフロントパークです。
ココは、来る前からなんとなく柱頭飾りがありそうな気がしますよね~♪
ちょっと見ただけでも、上の写真のようなドリス式や…、
この写真のようなコリント式の柱がたくさんありました♪
ちなみに、正式なドリス式の柱には、上の写真のように縦ミゾが掘ってあって、
その数は24本なんだそうです。
こんどウォーターフロントパークに行ったら、上のドリス式の柱の縦ミゾを
数えてみてくださいね~。ちゃんと24本あるんです♪
(もうちょっと細かくいいますと、初期の古代ギリシャのミゾは16~20本、その後、
古代ローマになってくると数が増えて、24本あたりで落ち着いたようです♪ )
■ポンテ・ヴェッキオ
ハーバーにかかるお店の並んだ大きな橋「ポンテ・ヴェッキオ」です。
ここは古代ローマ様式をお手本としたルネサンス期の建物が多くみられます。
ドリス式の円柱や 古代ローマ様式の特徴であるアーチ構造が見られますね♪
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さて、いかがでしょう。
ちょっと見ただけでも こんなにたくさんの柱たちがありました♪
でも、ですね。
じつは、柱頭飾りにも例外がたくさんあって、さっきからでている3種類以外にも
オリジナルなデザインの柱頭飾りも結構あるんです。
例えば…。
■ヴェネチアン・ゴンドラ乗り場
ほら!ゴンドラ乗り場では なんとお魚の柱頭です!
いかにも水の都って感じの柱頭ですね♪
★追記です♪
コメントをいただいたセシアさん情報によると、
この建物は 実際にヴェネチアにある魚市場をモデルにしているんだそうです!
なるほど~!さすがイタリア人、なかなか小粋ですね~♪
セシアさん、楽しい情報ありがとうございました~♪
■ホテルミラコスタ下の通路(プラザ側)
こちらはアクアスフィアからハーバーに抜けるミラコ下通路への入り口です。
ここの柱頭は「タツノオトシゴ」なんです!
これから冒険にでるゲストたちに
「ここは海をテーマにしたパークなんだよー」 と、語りかけてくれているようですねー♪
そして、最後にディズニー流のちょっと面白い柱頭をご紹介です♪
■ワールドバザール(コンフェクショナリー)
これはランドのワールドバザールにあるお菓子のお店「コンフェクショナリー」で
見かけたお菓子のコリント式?(笑)です。
大きくて赤いキャンデーステッキが、コリントのうずまきの部分で、
小さくて青いキャンデーステッキが、アカンサスの葉っぱなのでしょう♪
いままでは普通に 「お菓子の飾り付けだー」 って思ってましたけど、
柱頭様式のことを知ってしまうと、
これがコリント式のパロディだったんだ、ってわかりますね~(笑)
こういった奥深いコダワリを見つけるのも
ディズニーのテーマパークの楽しみ方なのでしょうね~♪
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ハイ、おつかれさまでした~。今日はここまででーす♪
今日は「柱」をテーマにパークをぐるっと駆け足で巡ってみましたが
パークには本当にたっくさんの柱頭飾りがあったんですねー。
今まで全く気付かなかったので、かなりビックリしましたー。
今度インされたときに、チラ見でも結構ですので ぜひ探してみて下さいな~^^♪
…で 「あ、コリント式だ…」とか つぶやいてくださいね(笑)
それからコリント式のモデルになった「アカンサス」は、パークのあちこちで
植栽として見ることができるんです。
6月から夏休み頃まで、たくさんの花を咲かせているようですので、
柱を見るとき、ついでにアカンサスも探してみてくださ~い♪
さて次回ですが…。
古代ローマ時代が6世紀ころに崩壊したあとの「暗黒の1000年間」に
フランス地方を中心に芽生えて独自の進化をした教会建築、ロマネスク~ゴシック様式を
テーマにしたいと思います。
…なーんて書くと重っくるしいのですが、ようはコレ↓です。
シンデレラ城~♪(笑)
では、次回もお楽しみに~(^o^)/
コリント コリント コリント・・・
おぼえました。(*^_^*)
今度行くときがあったら、ぜひつぶやいてみます。(*^_^*)
それにしても、またまた新しい楽しみ方、さすがカモさんさんです。(*^_^*)
by floss (2007-06-16 15:03)
建築家=アーキテクト=ARCHITECT→ARCHI+TECT
→アーチ+技術。そう、古代ではアーチを創る人、
それが建築家。(仮説ですが)
by risu (2007-06-16 16:58)
面白い! とってもわかりやすい講座で楽しめました
植物まで側に植えてあったなんてスゴイ~
それを気づいたカモさんもスゴイ!
3つなら覚えられそう~~
コリン コリン ん?
もう間違ってインプットしたみたいで・・・(^^ゞ
by fumipopo (2007-06-16 19:50)
おおー すごい!!
期待通りのカモさんの分析力と観察力です。
詳細もよくわかりますね。なるほどあの柱の植物はアカンサスという植物で統一されていたんですね。
適当にデザインされているものなのかと思っていました。
しかし、パークの粋な演出は脱帽ですよね。もっともそれを分かってくれる人って本当に一握りなんでしょうけど、その一握りのゲストに対しても手を抜かない姿勢。ディズニーのその姿勢を見習わなくてはなりませんね。特に商売をしている人などは(^_^)
by ジョルノ (2007-06-16 21:26)
すごいすご~い!!
様式をキッチリと押さえてあるのがディズニーランドなんだけど
ココまでだとは・・・もう脱帽であります。。。
キッチリとココまでの読み物にしちゃうカモさんにも
脱帽ですぅ(^^;;;
by かつぽん (2007-06-16 23:37)
お~っ!!
こうやって見るといっぱいありますね~。
ディズニーの建物っていろいろ考えられて作られているのに感動です!
カモさんの説明にも感動です!
何も知らない私でも楽しんで読む事が出来ました。
今度インパしたら柱、探してみます~♪
by (2007-06-17 09:27)
うわ~・・・勉強になりました!
DisneyFanとかでも、専門家が語るパークに見る○○、みたいなのがあってへ~・・・なんて思うことがありましたが
カモさんのブログも匹敵しますね。さすがです!!
by みずぽりん (2007-06-17 14:22)
さすがカモさん、nice!です。
TDSの方はチェックしていましたが、TDLは見ているようで見ていないんだなぁ~って思いました。
ヴェネツィアンゴンドラの柱頭にある魚ですが、建物自体ヴェネツィアにある魚市場と同じ建物らしいです。
自分の目で見ていないから分かりませんが(笑)
そういうことで柱頭を魚のデザインにしたらしいということです。
次も楽しみにしていますね~♪
by セシア (2007-06-17 16:16)
凄いですね~
パークのこだわりも凄いですけど、カモさんの文章も覚えやすくて
楽しめるので、凄いです!!
やっぱり楽しく学ばせていただきました(^^)
コリント…イオニア……あとなんでしたっけ?
すいません、学習能力が衰えちゃってて(笑)
頑張って覚えます。
次のゴシック様式も楽しみにしています~♪
by (2007-06-17 19:38)
脱帽・・・・。カモさんの観察眼に脱帽。
ディズニーのテーマパーク作りにも脱帽。
私のレベルUP!
by レイヴン (2007-06-17 22:31)
■ふろすさん♪
こんにちは!あと2種類もぜひ覚えて下さいね~。一度覚えてしまうと、日常生活のふとした風景にも円柱が目に入るようになるのにはビックリしました(^_^;)。パークの新しい楽しみ方…というよりは日常生活の新しい楽しみ方にもなっているようです(笑)。
■takagakiさん♪
こんにちは!なるほど~!そういう考え方もあるのですねー!
古代ローマでもイスラームでもゴシックでも、アーチにはそれぞれのコダワリの様式があるくらいですから「アーチを創る人」が尊敬に値する呼び方をされるのも納得できますね~♪楽しいお話し、有り難うございます♪
■fumipopoさん♪
こんにちは!コリン♪コリン♪…ってちょっと違いますよ~(^_^;)まぁ、覚えやすくて良さそうですが(笑)。
パーク内には植栽として、アカンサスが結構あちこちに見られるのですが、ここのアカンサスだけはやっぱり特別のコダワリがあるように思います♪
ぜひ次回のインの際には気にかけてみてください~♪柱もアカンサスも本当にたくさんありました~(^_^;)
by カモさん (2007-06-17 22:48)
■ジョルノ飛曹長さん♪
こんにちは!柱のコダワリ、植栽のコダワリ、そしてその組み合わせにこだわる…その演出に気付く機会なんてそうそう無いと思うのですが、パークにはちゃんとそこまで仕掛けがしてあるんですねー。ホント「うわぁ、そうきたかぁ!やられた~!」って気になりました。
このコダワリが、何度行っても新しい発見がある…と言われるゆえんなのでしょうね~♪
■かつぽんさん♪
こんにちは!いったいこのテーマパークを創る人たちのコダワリにはいつも感心させられますよねー!もう知れば知るほど…というか底が見えてこないほど深い深いコダワリがあるのでしょうね。私も脱帽でありますよ。。。(^_^;)
■mickey0809さん♪
こんにちは!本当に柱頭飾りがたくさんありましたー!もう、いままで一体どこを見ていたのかと…ハイ(^_^;)。パークの建物は、細かいところまでコダワリがあってすごいですねー!
ぜひパークでいろいろな柱を見つけてみてくださいな~♪
by カモさん (2007-06-17 22:48)
■みずぽりんさん♪
こんにちは!とてもとても専門家の方々の足元にも及びませんが、初心者目線で見たパークの建物たちをご紹介できればと思います♪…というか私も一緒にお勉強させてもらっているんです…ほら、実際に文章に書いてみると覚えるでしょ…(^_^;)
■セシアさん♪
こんにちは!もう長いことTDLに行っていますが、まさに今回は目からウロコでした。
お魚の柱頭は、そういう背景があるのですね~!柱頭はロマネスク風なのに、建物のアーチがゴシック様式なので、どういう意味なのだろうと思っていましたが、実在のモデルがあるのですね!なるほど、なるほどです!
セシアさん情報は、いつもとってもタメになります♪有り難うございます♪
■koyaさん♪
こんにちは!有り難うございます♪
わたしも最初ドリス式とコリント式しか覚えられなかったのですが、テレビの「エンタの神様」の大道具にイオニア式の柱があって…それで印象が強くて覚えちゃいました(笑)。
シンデレラ城のゴシック様式、メディテレーニアンハーバーのルネサンス~バロック様式、見応えがありますね~。頑張って書いてみまーす♪
■レイヴンさん♪
こんにちは!ぃぇぃぇ、私も長いことパークに行っているのに今回初めて気付いたくらいで、いままで全く目に入っていなかったのです、ハイ(^_^;)。
ディズニーのテーマパークへのコダワリはすさまじいですね。コリント式の柱のふもとにアカンサスを植えるなんて、誰が気付きますかって!(笑)。この手のコダワリがまだあちこちにたくさんあるのでしょうね~。そういうことに気付きながらレベルUPしていきましょう♪(笑)
by カモさん (2007-06-17 23:03)
駆け足で、、、じゃないですよ。た~っぷり見せて説明されているわ。
アカンサスは知っていました、、上も見上げています。
でも、でも~・・・そのような由来があるとはちっとも知りませんでした。
カモさん、博学ですね、素晴らしい(*^。^*)
by puripuri (2007-06-17 23:11)
こんばんわ、はじめまして。
ついつい読破してしまいましたが、ディズニーリゾートの建物は色々と
取材された上で建てられているのを改めて認識できた気がします。
たまーにしかパークには行けないので気がつく余裕がないのですが、
次に行った時は違うコリント式の柱を見つけてみようかと(笑)
それにしても最近のマイブームが古代ローマなだけに、
記事を楽しませてもらいました。
次も期待してます。
by lakeside (2007-06-18 00:28)
■puripuriさん♪
こんにちは!いやぁ、本当はご紹介したい柱があと40~50本くらいあるんですよ~(笑)。泣く泣く、ここまで減らしました(^_^;)
puripuriさんは、アカンサスも柱頭もご存じだったのですね~!さすがです♪私の方は…ぃぇぃぇ、今回初めて知ったことですから~(^_^;)
■lakesideさん♪
こんにちは!初めまして♪コメント有り難うございます♪
パークの建物(に限らずあらゆるもの)は、ものすごいコダワリの背景があるのでしょうね~。今回の柱の一件で、改めてそのすごさを実感しました!ぜひ、次にインされる際には、いろんな柱頭飾りを見つけてみてくださいね~♪
by カモさん (2007-06-19 07:34)
待ってました~コリントが頭から離れません。
それにしても、本当に細部までこだわるディズニーに脱帽
ですが、ここまで詳細にレポするカモさんにも脱帽です。
カモさんのレポで本が出版出来ますね。
また、次回を楽しみにしています!
by シマリス (2007-06-19 10:08)
カモさんらしい、新しい視点ですね^^
コリントにも色々と種類が…お勉強になりました!
今度行った時はコリント♪とつぶやいて行きますね。(笑)
夢のテーマパークだけに、かなりこだわっているんですね~
本当、ディズニーには感動します。(上から目線?)
次回を楽しみにしてます!
by mimi-hobby (2007-06-19 17:05)
■シマリスさん♪
こんにちは!コリント式おぼえちゃいましたねー(笑)。
ディズニーのテーマパークへのコダワリはすごすぎです。
いくら調べても底がでてこないような深みがありますね~(笑)。
次回も頑張って書いてみますね~。
■美々さん♪
こんにちは!つい柱が気になっちゃったので調べてみました♪
ぜひ、コリント式とつぶやいてくださいね~(笑)
ディズニーのコダワリはホントはんぱじゃないですねー!
次回はシンデレラ城のコダワリに迫ってみます♪
by カモさん (2007-06-19 23:27)
面白いです~(^^)
私もローマではさんざん柱と建築をみてきたのでとっても興味があります。
しかし、さすがディズニーですね。
それを見つけちゃうカモさんもすごい!!
by mirai (2007-06-21 00:16)
レストランサクラの中にもコンセプトのしっかりした部屋がありますよね!
建てる時のコンセプトってずっと残せるのですね~(^_^)
by tomickey (2007-06-21 00:30)
今回の建築テーマまたまた勉強になります!
柱にもいろいろあるんですね~
序盤のコリント式柱の近くにモデルの植物が植えてあるなんて
ディズニー恐るべし・・・
今度行ったら柱チェックしてみますね!
by Magic-legacy (2007-06-22 01:19)
■miraiさん♪
こんにちは!miraiさんは本場でオリジナルの柱たちをたくさん見られたのですねー!楽しそうです♪
今回の建物視点では、改めてパークの魅力というかコダワリのすごさを思い知らされました。こういう謎解きみたいのも結構面白いんですよね~♪miraiさんのローマシリーズも楽しみにしていますよ~♪
■tomickeyさん♪
こんにちは!レストラン櫻は未体験ゾーンなのですが、おもしろそうな部屋があるのですね~。ニューヨークデリの内装もかなりコダワリがありますし、シーのこだわったコンセプトはハンパじゃないですよね~。きっとあと何年経っても、今回のような新しい発見と驚きがあるんだと思っています♪
■Magic-legacyさん♪
こんにちは!今回は建物をテーマに選んでみました~♪
あらためて建物視点でみると、パークはローマの伝統を受け継いだ柱だらけでした(^_^;)
アカンサスの演出は、やられましたね~。ぜひマジレガさんも柱チェックをしてみてくださいね~♪
by カモさん (2007-06-23 07:56)
とっても遅いコメントですみません。
このコリント式に出てくるアカンサスですが、
先日フラワー&ツリーツアーに参加した時に説明してくれました!
でも名前が全然覚えられなくてもやもやしてたんです。
カモさん、さすがです。
建築様式もおもしろいですね。
ディズニーの拘りが随所に見られて面白いです。
建物ってあんまり興味なかったんですが、興味が出て来ましたよ!
by AYA (2007-06-26 23:52)
こんにちわ!
やっぱり柱頭は面白いですよね~。アカンサスついに登場ですっ!(笑)
ちなみにトスカーナ式は「ドリス式と違い、柱礎を持ち、柱身に溝彫りがない」そうです。写真ですとポンテ・ヴェッキオじゃないでしょうか?それと、トゥーンタウンのシティーホールがかろうじて・・・って感じだと思います。
それとミラコ(ハーバー側)の柱頭は私もコンポジット式だと思います。
いやいや、楽しいですね~!
by ランバルディ (2007-06-27 00:50)
■AYAさん♪
こんにちは!フラワー&ツリーツアー参加されたのですね~♪
私のときは、アカンサスの説明はなかったです(^_^;)まぁ、まだ咲いてなかったですから…。
(今まで知識がなかった)建物視点ではじめてパークを見ましたが、見るモノ全てが新鮮に見えてとても驚きました♪私も一気に建物に興味がでちゃいました~^^
■ランバルディさん♪
こんにちは!ハイ、構想1ヶ月(笑)、アカンサスネタやっと登場です~^^
ドリス式なんですが、ローマ後期には柱礎アリ&溝彫りナシのものも造られたそうで、結局、専門家でもオーダーのプロポーション以外に判断基準がないそうなんです。
…で結局、めんどうくさいので、基本はドリス式ということにしました(笑)。
ちなみに、私なりの判断基準は「トスカーナ魂が感じられればトスカーナ式でOK」としています♪
ですので、ご指摘のポンテ・ヴェッキオや、あとミラコスタ正面玄関前の列柱は、トスカーナ魂があるのでトスカーナ式でOK、トゥーンタウンはなんとなくギリシャ風のペディメントなのでドリス式…に決めましたー^^♪
by カモさん (2007-06-28 00:58)
なるほど~、「トスカーナ魂」ですかぁ~(笑)面白いっす!!!
トスカーナ式は建築の本にもあまり紹介されていないので、調べるの大変じゃなかったですか?私はカモさんの↑返答で、とっても勉強になりました!
それにしても、「オーダー」やら「プロポーション」、「ペディメント」なんて言葉、他の人から見たら「何語?」って思われるでしょうね(笑)
by ランバルディ (2007-06-28 23:54)
■ランバルディさん♪
こんにちは!そうなんですよ~。本によっては、「トスカーナ式は溝彫りがなく…」と書いてある次のページで、溝彫りナシの写真がドリス式と紹介されていたりして、正直「じゃ、さっきの説明はなに???」みたいな感じでした(笑)。
用語は難解ですね~。「えんたぶらちゅあ」なんて宇宙語ですか~(笑)。
by カモさん (2007-06-29 00:24)